コキュートスの記憶 弐

ガンダムや星矢のことを中心にしています。

ゲームブック

シャアの帰還 part24

116: 私はインエクセスのクルーたちの制止を振り切り、MSデッキへ走っ た。コクピットに滑り込み、カタパルトも使わず緊急発進する。 「ユカ…ユカは、オマエを許すかも知れん。が、オマエは私の大切な同 志を殺し過ぎた。ユカは許しても、私にはオマエ…

シャアの帰還 part23

083: その時だった。突如、虚空を切り裂いてビームが私のMSの直ぐ横を 通過した。 「メガ粒子砲!?新手かっ!!」 宇宙の闇の中から白い戦艦が浮かび上がって来た。木馬?いや違う。 アレはネェルアーガマだ。連邦軍ロンドベル隊の旗艦─この空域に我…

シャアの帰還 part22

330: 「将軍っ!」 『貴様ら、煩いぞ!黙れぇっ!』 私の叫びと、ユマの憎悪の思念が交錯した。 瞬間、十数個のファンネルのビームが光る! 「まずい!接近し過ぎたか!」 私が気づいた時、宇宙は憎悪の光に鈍く輝いた…。 ・機動P+BPが16以上:2…

シャアの帰還 part21

093: 「いかんな…。予想以上に強力だ!」 東京で戦った時より、ユマのニュータイプ指数が高くなっているのか? 「将軍、これは…」 言いかけて、私はギョッとした。 ダンジダンの姿がブリッジから消えている。 私は近くの兵士を掴まえて尋ねた。 「ダンジ…

シャアの帰還 part20

320: 「うおぉっ!?」 瞬時に私たちはモウサの外に放り出された。 「この衝撃は…!?」 そして、強迫するプレッシャーと歪んだ思念。鋭い叫びが意識の壁を 突き破り、私の深層思念を直撃する。 『シャアアアーっ!!』 036: ノクチュルヌであった。…

シャアの帰還 part19

247: 「かかったな!」 無線が飛び込む。同時に残骸の中からリゲルグがそのダークレッドの 機体を現した。私はその頭部を掴んで引き離そうとしたが、脚をガッチ り捉えていて離れない。 「…ぬう」 「赤い彗星にしちゃ、お粗末な手並みだ!」 リゲルグの…

シャアの帰還 part18

010: B-2宙域に進入。 (タイムチェック+1) アクシズ戦役で、隕石要塞アクシズと衝突して大破したコロニー、コ ア3の名残が浮遊している。 ・ここへ来るのは初めて:065 ・初めてではない:112 065: 私の直ぐ前方に、コア3の港湾ブロ…

シャアの帰還 part17

087: 「では、貴様にMSを貸そう」 イネクセスのデッキに行くと、ドライセンとリゲルグがスタンバって いた。 ドライセンはドムタイプの最終型。汎用機であるが、白兵戦の性能に 長じている。 リゲルグはゲルググの改良型で、ウイングバインダー内に推…

シャアの帰還 part16

009: やがて、モウサの残骸が視界に入った。 アクシズ戦役で大破した、かつてのネオジオンの象徴。私はふと、ハ マーン=カーンのことを思い出していた。 「あたら、若い命を散らせたものだ…自業自得と言うものかも知れんが …それが女の業と言うものか」…

シャアの帰還 part15

028: 浮遊物を避けつつ、サイド4のテキサスに入港。 このコロニーは、私に取って苦い記憶の残る所だ。かつてテキサスを 訪れた時、私の横には…ララァがいた。そして、私は妹のアルテイシア と会い、木馬を降りるよう説得したのだが、結局、その願いは果…

シャアの帰還 part14

349: 「インエクセスからレーザー通信が入りました」 私は隣でコンソールキーを叩いているパイロットを振り返った。 「何と?」 「『サイド3、モウサ跡にてランデブーを待つ』」と入電!」 「そうか…」 サイド3。ジオン発祥の地であるこの地で、ダンジ…

シャアの帰還 part13

383: さすがのわたしも、目前で繰り広げられる凄絶な意志の絡み合いに呆 然としていた。が、ふと我に返り、ノクチュルヌに対して火線を開いた。 ※攻撃数12以上で命中 ・1発でも弾が当たった:203 ・1発も弾が当たらなかった、または弾切れ:34…

シャアの帰還 part12

277: その時、わたしは不意に思い出した。ノクチュルヌ!ティターンズが 不利な戦局を打開するため、サイコガンダム、バウンドドックに続くサ イコミュ搭載MSを開発しているという情報があった。グリプス戦役で、 わたしがエゥーゴを去る直前のことだ…

シャアの帰還 part11

184: アボリジニーの予想通り、シャトルはアウドムラの中央格納庫に在っ た。打ち上げ設備にも異常はない。 アウドムラを発進させたのは、エグムのメンバーたちだった。後部貨 物室に乱入した直後、彼らは統制された見事な動きで瞬く間にコクピッ トを制…

シャアの帰還 part10

178: アウドムラは基地滑走路の中央で、その翼を休めていた。後部貨物室 のハッチが開いている。その急な勾配に向かい、わたしは一気にエレカ を駆け上らせた。少し遅れ、その後にトレーラーが続く。 「うおッ!何だァ!?」 荷役作業に従事していた兵士…

シャアの帰還 part9

162: 次の日は、念入りな襲撃計画の打ち合わせと準備で瞬く間に過ぎ去っ た。夜も更ける頃、シャワーを浴びてひと息ついていると、私室のドア をノックする音がする。 「誰だ?」 注意深く声をかける。 「わたしです」 ユカの声だ。わたしはゆっくりとド…

シャアの帰還 part8

東京湾に不時着したところから再開でございます。 066: やがて、我々は暗く鉛色に沈んだ海面下に達した。パラシュートが絡 みつかぬよう、非常用に切り離しスイッチを押す。直ぐ様、パラシュー トは外れ、私はユカの姿を捜した。 「ここです!」 見ると…

シャアの帰還 part7

一路、トウキョウのエグム支部に向かいます。 100: 私たちを乗せた機体は、東シナ海の上空を飛ぶ。 「ユカの言った通りになったな」 私は言いながら、全く同じ言葉を数年前に口にしたことがあるのを思 い出していた。 その感触を振り切るように、私は機…

シャアの帰還 part6

245: 「では、そう言うことで…」 ゴダールは食事を下げさせると立ち上がった。 ニューホンコンの郊外、チュンムンにルオ商会の備蓄基地が在った。 私たちがそこに着くと、1機の戦闘機が待機していた。セイバーフィッ シュ。一年戦争時代に配備されてい…

シャアの帰還 part5

324: 私はカイの言葉を思い出し、封筒を取り出すと男に渡した。渡された 男は直ぐに奥へと引っ込んで行く。その間、男共に囲まれ、私は黙って 待っていた。余り気持ちの良いものではない。が、取り敢えず手出しは 無用と考えた。 ややあって、金髪の女性…

シャアの帰還 part4

2015年最初の更新でございます。 今年もよろしくお願いいたします。 301: 「む…」 私は咄嗟に身構えた。が、その時、奇妙な感覚が私を襲った。一種の 刺激…だが、快い。不思議な懐かしさが私の意識を支配する。ララァ… もう昔の、忘れていた想念が脳裡に…

シャアの帰還 part3

017: 指定された場所は、ありふれたコンビニエンスストアだった。私は、 50m程離れた路上にエレカを停めると、買い物客を装って店へと近づ いて行った。雑誌売場で本を立ち読みしている男が見える。多分、レオ ンハルトだ。 ・Aにチェックがある:3…

シャアの帰還 part2

058: ニューホンコンの旧市街地の雑踏の中を歩いて行く。その時だ。嫌な 気配を感じた。背後だ。振り返ると、一見買い物客を装っているひとり の男の姿。私は尾行けられている! ・尾行者を撒く:167 ・男を捕らえようとする:285 167: 私は身…

シャアの帰還 part1

今回から新しいゲームブックを紹介していきます。 タイトルは『機動戦士ガンダム シャアの帰還』でございます。 逆襲のシャアの外伝という位置づけで、映画の前日譚に当たります。 プロローグ─ 宇宙世紀0090年5月。 「間もなく当シャトルは大気圏へ突入…

Break through part8

一応、前回で戦闘は無事?に終了しました。 今回はエピローグになります。 「オレの戦果はガルスJにドライセン…」 「ちょっと待て、ガルスJはオレだぞ。それに金は仲良く均等割りだ、 スコアは関係ない」 「隊長、それはないでしょう。オレは…」 「そーゆ…

Break through part7

前回、戦闘が始まりましたがヴァロージャたちは劣勢に。 今回はそこへグリーンとディーラーが駆けつけるのですが…。 『方角はこれで良いんですか、先輩?』 ジムⅢの乗るベースジャバーの吐く噴射炎だけを目標に、アッシマー を飛ばしていたディーラーは、エ…

Break through part6

前回はディーラーとグリーンも出撃するところでした。 今回は、やっと本番の戦闘に入って行きます。 起伏のない黒っぽい地表が眼下を凄まじい速さで流れて行く。 「そろそろなんだが…」 ホークアイが呟いた時、地平線から灰色の影がヒョイと顔を出した。 「…

Break through part5

前回、新兵のグリーンが同窓の先輩だったディーラに 一服盛られてしまいました…。 今回はいよいよお宝を求めて出撃いたします。 2日後。 小さな基地は出撃前の準備でごった返していた。管制室は人の声とハ ム音で一杯になり、駐機場では補給車が走り回る中…

Break through part4

前回、何とかモビルスーツの調達に成功しました。 今回は一緒に来たグリーンがフィーチャーされます。 2人は乗って来たジープの前で立ち止まった。手錠をかけておいた筈 のグリーンがいない。 「逃げちゃったよ…」 その頃、グリーンはトラッパーとデューク…

Break through part3

前回、大金を稼ぐためにMSがいると判り、 今回は調達するまでのゴタゴタになります。 デュークとトラッパーは本部基地の第3倉庫を訪ねた。グリーンは可 哀想だが、ジープのハンドルに手錠で繋いである。 倉庫の一角は熱気に包まれていた。軍服のネクタイ…