ゲームブック
116: 私はインエクセスのクルーたちの制止を振り切り、MSデッキへ走っ た。コクピットに滑り込み、カタパルトも使わず緊急発進する。 「ユカ…ユカは、オマエを許すかも知れん。が、オマエは私の大切な同 志を殺し過ぎた。ユカは許しても、私にはオマエ…
083: その時だった。突如、虚空を切り裂いてビームが私のMSの直ぐ横を 通過した。 「メガ粒子砲!?新手かっ!!」 宇宙の闇の中から白い戦艦が浮かび上がって来た。木馬?いや違う。 アレはネェルアーガマだ。連邦軍ロンドベル隊の旗艦─この空域に我…
330: 「将軍っ!」 『貴様ら、煩いぞ!黙れぇっ!』 私の叫びと、ユマの憎悪の思念が交錯した。 瞬間、十数個のファンネルのビームが光る! 「まずい!接近し過ぎたか!」 私が気づいた時、宇宙は憎悪の光に鈍く輝いた…。 ・機動P+BPが16以上:2…
093: 「いかんな…。予想以上に強力だ!」 東京で戦った時より、ユマのニュータイプ指数が高くなっているのか? 「将軍、これは…」 言いかけて、私はギョッとした。 ダンジダンの姿がブリッジから消えている。 私は近くの兵士を掴まえて尋ねた。 「ダンジ…
320: 「うおぉっ!?」 瞬時に私たちはモウサの外に放り出された。 「この衝撃は…!?」 そして、強迫するプレッシャーと歪んだ思念。鋭い叫びが意識の壁を 突き破り、私の深層思念を直撃する。 『シャアアアーっ!!』 036: ノクチュルヌであった。…
247: 「かかったな!」 無線が飛び込む。同時に残骸の中からリゲルグがそのダークレッドの 機体を現した。私はその頭部を掴んで引き離そうとしたが、脚をガッチ り捉えていて離れない。 「…ぬう」 「赤い彗星にしちゃ、お粗末な手並みだ!」 リゲルグの…
010: B-2宙域に進入。 (タイムチェック+1) アクシズ戦役で、隕石要塞アクシズと衝突して大破したコロニー、コ ア3の名残が浮遊している。 ・ここへ来るのは初めて:065 ・初めてではない:112 065: 私の直ぐ前方に、コア3の港湾ブロ…
087: 「では、貴様にMSを貸そう」 イネクセスのデッキに行くと、ドライセンとリゲルグがスタンバって いた。 ドライセンはドムタイプの最終型。汎用機であるが、白兵戦の性能に 長じている。 リゲルグはゲルググの改良型で、ウイングバインダー内に推…
009: やがて、モウサの残骸が視界に入った。 アクシズ戦役で大破した、かつてのネオジオンの象徴。私はふと、ハ マーン=カーンのことを思い出していた。 「あたら、若い命を散らせたものだ…自業自得と言うものかも知れんが …それが女の業と言うものか」…
028: 浮遊物を避けつつ、サイド4のテキサスに入港。 このコロニーは、私に取って苦い記憶の残る所だ。かつてテキサスを 訪れた時、私の横には…ララァがいた。そして、私は妹のアルテイシア と会い、木馬を降りるよう説得したのだが、結局、その願いは果…
349: 「インエクセスからレーザー通信が入りました」 私は隣でコンソールキーを叩いているパイロットを振り返った。 「何と?」 「『サイド3、モウサ跡にてランデブーを待つ』」と入電!」 「そうか…」 サイド3。ジオン発祥の地であるこの地で、ダンジ…
383: さすがのわたしも、目前で繰り広げられる凄絶な意志の絡み合いに呆 然としていた。が、ふと我に返り、ノクチュルヌに対して火線を開いた。 ※攻撃数12以上で命中 ・1発でも弾が当たった:203 ・1発も弾が当たらなかった、または弾切れ:34…
277: その時、わたしは不意に思い出した。ノクチュルヌ!ティターンズが 不利な戦局を打開するため、サイコガンダム、バウンドドックに続くサ イコミュ搭載MSを開発しているという情報があった。グリプス戦役で、 わたしがエゥーゴを去る直前のことだ…
184: アボリジニーの予想通り、シャトルはアウドムラの中央格納庫に在っ た。打ち上げ設備にも異常はない。 アウドムラを発進させたのは、エグムのメンバーたちだった。後部貨 物室に乱入した直後、彼らは統制された見事な動きで瞬く間にコクピッ トを制…
178: アウドムラは基地滑走路の中央で、その翼を休めていた。後部貨物室 のハッチが開いている。その急な勾配に向かい、わたしは一気にエレカ を駆け上らせた。少し遅れ、その後にトレーラーが続く。 「うおッ!何だァ!?」 荷役作業に従事していた兵士…
162: 次の日は、念入りな襲撃計画の打ち合わせと準備で瞬く間に過ぎ去っ た。夜も更ける頃、シャワーを浴びてひと息ついていると、私室のドア をノックする音がする。 「誰だ?」 注意深く声をかける。 「わたしです」 ユカの声だ。わたしはゆっくりとド…
東京湾に不時着したところから再開でございます。 066: やがて、我々は暗く鉛色に沈んだ海面下に達した。パラシュートが絡 みつかぬよう、非常用に切り離しスイッチを押す。直ぐ様、パラシュー トは外れ、私はユカの姿を捜した。 「ここです!」 見ると…
一路、トウキョウのエグム支部に向かいます。 100: 私たちを乗せた機体は、東シナ海の上空を飛ぶ。 「ユカの言った通りになったな」 私は言いながら、全く同じ言葉を数年前に口にしたことがあるのを思 い出していた。 その感触を振り切るように、私は機…
245: 「では、そう言うことで…」 ゴダールは食事を下げさせると立ち上がった。 ニューホンコンの郊外、チュンムンにルオ商会の備蓄基地が在った。 私たちがそこに着くと、1機の戦闘機が待機していた。セイバーフィッ シュ。一年戦争時代に配備されてい…
324: 私はカイの言葉を思い出し、封筒を取り出すと男に渡した。渡された 男は直ぐに奥へと引っ込んで行く。その間、男共に囲まれ、私は黙って 待っていた。余り気持ちの良いものではない。が、取り敢えず手出しは 無用と考えた。 ややあって、金髪の女性…
2015年最初の更新でございます。 今年もよろしくお願いいたします。 301: 「む…」 私は咄嗟に身構えた。が、その時、奇妙な感覚が私を襲った。一種の 刺激…だが、快い。不思議な懐かしさが私の意識を支配する。ララァ… もう昔の、忘れていた想念が脳裡に…
017: 指定された場所は、ありふれたコンビニエンスストアだった。私は、 50m程離れた路上にエレカを停めると、買い物客を装って店へと近づ いて行った。雑誌売場で本を立ち読みしている男が見える。多分、レオ ンハルトだ。 ・Aにチェックがある:3…
058: ニューホンコンの旧市街地の雑踏の中を歩いて行く。その時だ。嫌な 気配を感じた。背後だ。振り返ると、一見買い物客を装っているひとり の男の姿。私は尾行けられている! ・尾行者を撒く:167 ・男を捕らえようとする:285 167: 私は身…
今回から新しいゲームブックを紹介していきます。 タイトルは『機動戦士ガンダム シャアの帰還』でございます。 逆襲のシャアの外伝という位置づけで、映画の前日譚に当たります。 プロローグ─ 宇宙世紀0090年5月。 「間もなく当シャトルは大気圏へ突入…
一応、前回で戦闘は無事?に終了しました。 今回はエピローグになります。 「オレの戦果はガルスJにドライセン…」 「ちょっと待て、ガルスJはオレだぞ。それに金は仲良く均等割りだ、 スコアは関係ない」 「隊長、それはないでしょう。オレは…」 「そーゆ…
前回、戦闘が始まりましたがヴァロージャたちは劣勢に。 今回はそこへグリーンとディーラーが駆けつけるのですが…。 『方角はこれで良いんですか、先輩?』 ジムⅢの乗るベースジャバーの吐く噴射炎だけを目標に、アッシマー を飛ばしていたディーラーは、エ…
前回はディーラーとグリーンも出撃するところでした。 今回は、やっと本番の戦闘に入って行きます。 起伏のない黒っぽい地表が眼下を凄まじい速さで流れて行く。 「そろそろなんだが…」 ホークアイが呟いた時、地平線から灰色の影がヒョイと顔を出した。 「…
前回、新兵のグリーンが同窓の先輩だったディーラに 一服盛られてしまいました…。 今回はいよいよお宝を求めて出撃いたします。 2日後。 小さな基地は出撃前の準備でごった返していた。管制室は人の声とハ ム音で一杯になり、駐機場では補給車が走り回る中…
前回、何とかモビルスーツの調達に成功しました。 今回は一緒に来たグリーンがフィーチャーされます。 2人は乗って来たジープの前で立ち止まった。手錠をかけておいた筈 のグリーンがいない。 「逃げちゃったよ…」 その頃、グリーンはトラッパーとデューク…
前回、大金を稼ぐためにMSがいると判り、 今回は調達するまでのゴタゴタになります。 デュークとトラッパーは本部基地の第3倉庫を訪ねた。グリーンは可 哀想だが、ジープのハンドルに手錠で繋いである。 倉庫の一角は熱気に包まれていた。軍服のネクタイ…